今日は「スピーチ会を再開します」というお知らせです。
数年前に、会議室を借りてスピーチ会を開催していたんですけれども、それのオンライン版です。
オンラインでも何度も開催していたのですが、しばらく休止しておりました。
それをまた復活させます。
内容としては、5分ずつ順番に話をする。その後もう一人の人が質問をする。そしてそれに答える。
それの繰り返しだけなんです。
今後、会議室でのスピーチ会も再開する予定ですが、しばらくは「オンラインでマンツーマン」で開催します。
セミナーで知識を得るのも大切ですが、人前で話すトレーニングはやはり実際に声を出すことが重要です。

目次
人前で話す練習「スピーチ会概要」

人前で話す練習「スピーチ会概要」
コミュニケーション力を上げる方法とか聞き上手になる方法、話すのが上手になる方法、質問力を上げる方法、あがり症や人見知りの対策方法、コミュ障を改善、HSPが楽になる方法。
ネットで調べればこういう方法は、いくらでも見つかると思います。
では、その方法を知れば、悩みを解決できたり目標達成できるかというと、決してそうではないんです。
実際に悩みを克服していくには、目標を達成するには、 やっぱり実践、経験、試行錯誤が必要だと思います。
聞き上手になるための本、話し方の本、質問力、雑談力の本を買ったけど、普段は人と会話をすることがないという人もいます。
その場合、頭では分かっているけど、何も変わらないという状況が続いたりします。
以前の私がそうだったんです。
スピーチ会がおすすめな方

スピーチ会がおすすめな方
例えば、あがり症な方。
まずは自分の言葉で人に話す練習をしてみてください。
否定されることはありませんので、安心してお話ししていただけたらと思います。
職場の朝礼でスピーチの予定がある方でしたら、その練習に。
人前で話すのがもともと苦手だという方は、まずは言葉を発する経験を積んでいただけたらと思います。
次は、人見知りな方。
初対面が苦手な人というのは、話すのか質問するのか聞くのか、どれかに苦手意識があるのかもしれません。
苦手意識を克服していくには、やはりこの、話す聞く質問するの経験を積んでいくことが、結果的に自信につながると思います。
次は、雑談が苦手な方。
例えばスピーチ会に参加すると決めていただいたら、その時に話すネタを考えると思います。
今まで経験したことを頭の中に思い浮かべたり、話す内容をあれこれイメージしたり書き出したり。
そういう習慣をつけると、頭の中に会話のネタがストックされていきます。
話してみたいなというのが見つかったら、それを調べるきっかけになったりもします。
そうやってるうちに雑談力が鍛えられます。
次は、誰とも話す人がいない方。
気分転換に参加していただけたらと思います。
過去に開催していた時は、育休中で話す人がいないという方だったり、自宅で一人で在宅ワークの方なんかも、話す機会がないので気分転換に、ということで参加していただいたりもありました。
話す場所であったりアウトプットの場所として、色々な目的でご利用いただいていました。
定年退職して老後に話し相手がいないから、誰か話し相手に、というのももちろんOKです。
スピーチ会の流れ
スピーチ会の流れについてもう少し解説していきます。
流れとしては、まずは、お申込みいただいた方が5分間スピーチをしていただきます。
私はそれを聞かせていただいて、お話が終わったら私から質問をさせて頂いてそれに答えていただく。
というのが基本的な流れですね。
次は順番交代して私が5分間お話をする。
そして、私に質問していただきます。
この繰り返しです。
基本は30分で開催しますので、だいたい2回ずつくらいスピーチできることになります。
そこまで堅苦しい会ではありませんので、お気軽に参加してみて下さい。
スピーチ会のよくあるご質問
では、よくある質問について回答していきます。
スピーチ会と雑談は違うのでしょうか?
雑談というのは特にテーマを決めずに、順番とか関係なしに会話をするものです。
一方ばかりがしゃばることもあれば、お互い順番にしゃべることもあるでしょうし、それとは違います。
話す時間を設けていますので、一方が5分間話をする、それが終わったら質問をする、この流れがスピーチ会の基本となります。
コミュ力を上げる、雑談力を上げるには、質問する力、聞く力、話す力、それぞれを底上げする力が必要ですよ、という話をしています。
ですので、このスピーチ会でそれぞれ質問、聞く、話すというのを経験していただくことで、雑談力を鍛える練習にはなると思います。
スピーチ会のスピーチというのは何かの価値のある話をしないといけないのでしょうか?
全くそんな事はありません。
自己紹介でもいいですし、見た映画の話、本の話、過去の思い出話、これからの話、夢の話、本当に何でもいいんです。
参加した理由をお話しいただくでもいいです。
悩んでいること、困っていること、何でもいいので、自分の言葉で発してください。
あるいは、気分転換にエピソードトークなんかでもOKです。
そういう意味では雑談に近い部分もありますが、順番に決められた時間を話すという点で雑談とは異なります。
私だけが一方的に話すとでもいいでしょうか?
はい、もちろんそれも大丈夫です。
通常は順番に話をするんですけれども、特にスピーチの練習をしたいとか人前で話す練習に特化したいという方は、その方がお勧めです。
ただ、ずっとこの時間内、話し続けていただくわけではなくて、5分で区切らせていただきます。
5分間話をしていただいて、私から簡単な質問をし、また5分話をしていただいて、私から簡単な質問をする。
もし質問も必要ないという場合でも、5本ずつで区切らせていただいて、いくつかの話をしていただけたらと思います。
10分ほどのスピーチの練習をしたいという場合でしたら、長めの設定でも大丈夫です。臨機応変に対応させていただきます。
話すのがとても苦手なんですが大丈夫でしょうか?
何の心配もいりません。
3分でも1分でも大丈夫ですし、何を話していいかわからない場合は私から質問させていただいて、そこからスピーチスタートでももちろん大丈夫です。
話すのが苦手な方や普段は誰とも話さないという方、なんかもご参加頂いておりますのでご安心下さい。
スピーチだったりコミュニケーションについてアドバイスをもらうことはできますか?
目的はあくまで、話す聞く質問の練習をする、経験の場所となりますので、何らかの目標を達成することを目指すのでしたらコーチングのサービスをご検討ください。
スピーチ会を開催する理由
僕が最初にスピーチ会を開催しようと思ったのは、僕自身がまだまだあがり症で人前に苦手意識があったからということもあります。
また、自分の言葉で話すことに苦手意識があったこともあります。
ある日、知り合いから「その読んだ本、どういう本だった?」と聞かれたんです。
僕は頭の中の記憶を辿って、どうにかその本の話をしようとしたんですが、言葉が出てこないんです。
理由は恐らく「普段から人と話す機会がないから」だと思います。
元々学生の頃から人見知りであがり症だったんですが、20代になり社会人になってもそれは変わらず。
20代後半になるにつれ少しずつコミュ障もましになってきたと思っていたんですが、独立して自宅で仕事を始めるようになってからは、さらに人と話す機会は減っていきました。
20代の頃から、自己啓発や心理学やコミュニケーションの本を読み漁りましたが、ほとんど何も変わりませんでした。
その原因となったのが、「経験不足」です。
頭では、人間関係で大切なこと、コミュニケーション力を上げる方法などは分かっていたんですが、そもそも人と接することがほぼないので、経験値は上がらなかったんです。
そうなると、いざ、初対面で誰かに会っても、やっぱり緊張して自分から話しかけられないとか、人前に出ると上がって緊張して声が震えるといったこともありました。
最終的に僕は、今は人見知りもしませんし、雑談に苦手意識はありませんし、あがり症でもありません。
もちろん、初対面でいきなり盛り上がる会話が出来るわけではありませんし、人前では緊張もします。
それでも苦手意識はなくなりました。
それは、多くの人と接するようになったからです。
ボランティア活動の中で、恐らく1000人以上の人とは関わったと思いますが、本で読んだノウハウが通用しないことも何度もありました。
そこで試行錯誤するうちに、「人間関係が絶対に上手くいく方法はない」と分かったんです。
それで気持ちがすごく楽になりました。
スピーチ会をなぜ開催するかというか、経験を積める場所をご提供したいからです。
恐らく、「方法」というものは、どこででも手に入ります。
*こちらの「人前の緊張・あがり症克服講座「セミナーとトレーニング」」のページで、人前での緊張、あがり症克服についてまとめていますので、参照してください。
もしあなたが、「雑談が苦手で、もっと気軽に雑談を楽しめるようになりたい」と思ったら、ネットで探せばいくらでも方法が見つかります。
そのノウハウを知った上で、本番前の練習として、使っていただきたいのがスピーチ会なんです。
スピーチといっても、決して、上手く話さないといけない会ではありません。
話す練習、気分転換、様々な目的を持って参加いただいています。
スピーチ(あがり症)に関する関連記事
あがり症については、こちらのページも参考にしてみて下さい。
まずは、人前で話す練習やトレーニングについて。
苦手意識の克服方法は、やはり経験です。
あがり症克服セミナーなどもあります(私も実施しています)が、もちろん、そういう講座で学ぶこともあるとは思いますが、人前で話すのが上手い人は、コツよりも慣れや実践がものを言います。
人前で話すのが得意にな人に、緊張しない方法を聞いても、よく、「別に意識していない」という答えが返ってきます。
ポイントとしては、とにかくトレーニングです。
人前が当たり前と思えるようになると、緊張もましになっていくはずです。
次は、人前で話す時の息継ぎのことです。
人前で緊張しすぎると、スピーチやプレゼンの時に、呼吸困難になったり、過呼吸で息が続かないこともあります。
僕があがり症の時によくあったのが、声が震えることと、息苦しくなることでした。
恐らく、緊張で呼吸が浅くなっているんでしょうね。
声の震えを改善するためのトレーニングとしては、息継ぎの練習は特におすすめです。
次は、声の震え。
本読みで声が震える対策としてまとめていますが、スピーチやプレゼンや自己紹介でも同じです。
声が震えるのを克服したい場合は、声、呼吸、息継ぎを自分でコントロールできるようになると強いです。
これは僕が経験済みです。
声が震えてから止めるのは少し大変ですのえ、忘れてもいいように、メモは持っておいたほうがいいですよ。
このブログやセミナー、講座では、あがり症克服に向けてサポートをさせていただいておりますが、もちろん、あがり症が絶対治るとか克服できると言い切ることは出来ません。
現在の症状も人によりますし、断言できるものではありません。
ただ、僕自身は、確実にあがり症の症状が改善されたことと、人前に出ることへの苦手意識が軽減されたのは事実です。
ですので、コツコツと日々出来るトレーニングを積んだり、話す練習をすることは大切だと思います。
関連記事紹介は以上です。
コミュニケーションコーチ、未知賢人でした。